POSITIVE GRIDから新たに登場した小型アンプ「Spark GO」。これまでの人気モデル「Spark Mini」とどう違うのか?ギター・ベースでの実際の使用感や音質、機能性などを徹底比較しながら紹介します。
コンパクトさはGOに軍配
Spark GO最大の特徴はそのサイズと軽さ。ダイソーの小物ケースに収まるほどのミニマムサイズで、持ち運びが非常に楽です。これにより、外出先や旅先、ちょっとしたセッションにも気軽に持ち出すことができ、利便性は抜群。
音質はMiniの方に深みあり
基本的にはどちらもPOSITIVE GRIDのアプリを共通で使うため、音質の系統は似ています。ただし、Miniは筐体サイズの大きさやスピーカーの構造により、より「箱鳴り感」や「低音の深み」を感じる仕上がりになっています。
一方GOは、よりシャープで明瞭な音を出しやすい傾向。ベースに関してはどちらも筐体スピーカーではやや物足りなさがありますが、イヤホン出力では差がほとんどなく、録音・練習にはどちらも適しています。
ギター&ベースでの実践比較
ギターでのディストーション、クリーン、エフェクト使用感を比較。Miniは深みのある厚み、GOは音の通りやすさが際立ちます。ベースでは、出音の強さ・厚みでMiniが優勢ですが、GOでもイヤホン出力や外部スピーカー経由では非常に良好な音を得られました。
音響を補う工夫とアイデア
GOのような軽量小型アンプでは、テーブルとの共鳴を活かした低音補強設計がされています。ただ、軽量なテーブルでは逆に跳ねてしまうなど、効果が不安定になることも。
動画では、共鳴用の木箱を自作して設置するというアイデアが語られ、ウーファーの音抜けを確保しつつ自然な低音補強を試みる工夫が紹介されました。3Dプリンターなどで作る拡張アクセサリーも今後の可能性として期待されます。
GOの利点:Bluetooth 5.0と多機能性
GOにはBluetooth 5.0が搭載されており、スピーカーとしての性能も高いのがポイントです。スマホと接続して音楽を流すだけでも十分楽しめ、Bluetoothスピーカーとしても活用できます。もちろん、ギターアンプ・オーディオインターフェースとしての機能も健在です。
実用的なシーンでの使い方
小規模イベントや屋外演奏など、手軽に持ち運べるGOは非常に実用的。ミキサーやPAシステムと接続すれば、本格的な音響環境でも対応可能です。イヤホンジャックからの出力も高音質で、録音やライブ配信にも使えます。
投稿者自身は、GOを友人の結婚式のスピーチ演奏用に使用する予定とも語っており、実用シーンの広さも魅力のひとつです。
まとめ:MiniとGO、どっちを選ぶべき?
・音の深みとパワー重視 → Spark Miniがおすすめ ・携帯性と手軽さ、価格重視 → Spark GOがおすすめ
どちらも高性能で用途に応じた選択が可能。ギターやベースの練習から録音、外出先での演奏まで、現代のプレイヤーにとって強力なツールであることは間違いありません。
価格帯も2万円台と手頃で、初めてのギターアンプとしても、セカンドアンプとしても非常に優秀です。
要約
- 🔍 Spark MiniとGOの詳細比較で見えた違い
- POSITIVE GRIDの人気アンプ「Spark Mini」と、さらにコンパクトになった新型「Spark GO」を比較。音質はアプリが共通なことから基本的に同様だが、筐体の大きさやスピーカー構造の違いが「箱鳴り感」や「音の深み」に影響。ミニはより深みがあり、GOはより軽やかで明瞭な音を奏でる。
- 🧳 GOの持ち運び性能は圧倒的
- GOの筐体はダイソーの小物ケースに収まるほど小さく、重さも非常に軽量。ポケットサイズに近いため、ちょっとした移動や出先での演奏にぴったり。バッテリー駆動も可能で、フル充電で数時間の使用ができる。
- 🔈 実践比較:ギター音の変化とベース対応
- ギターでは歪み系、クリーン、ディレイ付きトーンなどをMiniとGOで試奏。ベースに関してはMini・GOどちらも筐体のスピーカーのみでは低音がやや不足気味。しかしイヤホン出力ではほぼ差はなく、両者ともに高音質な再生が可能。
- 🎛️ ヘッドホンアウト/オーディオインターフェースの比較
- 両機ともイヤホンジャックからの出力が可能で、オーディオインターフェース経由で録音もスムーズ。動画では実際にインターフェースに接続し、録音音質もテストされていた。
- 🎼 用途に応じて選ぶべきモデルとは?
- 自宅練習や音質にこだわるユーザーにはSpark Miniが最適。一方、携帯性やライブイベント、手軽な外出用にはGOが最適。場所や用途によって使い分けることで、より最適なギターライフが実現できる。
- 🧠 共鳴を活用した低音強化アイデア
- GOの軽量筐体による低音不足を補うため、木製の共鳴ボックスを作って設置するというDIYアイデアが提案された。これによりテーブルや床面との共振を活かし、自然な低音補強が可能になると予想されている。
- 💡 Bluetooth 5.0搭載でスピーカーとしても優秀
- Spark GOはBluetooth 5.0対応で、音楽再生用スピーカーとしても高音質。iPhoneやAndroidとペアリングして音楽を流すだけでも十分使える性能を持ち、ミュージックプレイヤーとしても活用可能。
- 🎥 配信やイベントにも対応可能なマルチ機能性
- 結婚式などのイベントでの使用例も語られており、小規模PAシステムの一部としても機能。ミキサーや外部スピーカーとの接続性も良好で、ミニピン出力からの音質も十分に実用的。
- 🏷️ 価格とパフォーマンスの最良バランス
- GOは2万円台で購入可能でありながら、ギターアンプ・オーディオインターフェース・Bluetoothスピーカーという3役をこなす多機能ぶり。小型ながらも高性能を求めるユーザーにはぴったりの選択肢。
数字で見るインサイト
- 🪙 価格:Spark GO 約22,000円
手軽な価格で本格的なギターアンプ体験が可能。 - 🧳 サイズ感:GOはMiniよりさらにコンパクト
ポケットに収まるサイズ感で持ち運び自由。 - 🎚 出力:ヘッドホン出力・ミニピン出力対応
配信・録音・練習に多用途活用可能。
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